『家計研究へのアプローチ』

『家計研究へのアプローチ――家計調査の理論と方法――』

『家計研究へのアプローチ――家計調査の理論と方法――』

  • 御船美智子/財団法人家計経済研究所編
  • ミネルヴァ書房
  • 2007年3月刊行
  • 本体4500円+税
  • ISBN978-4-623-04866-3

 家計を調べると社会が見えてくる――
実践的知識とデータ分析の方法を示し、
家計調査の面白さと重要性を伝える。

 財団法人家計経済研究所は、設立20周年の記念事業として、御船美智子・お茶の水女子大学教授との共編著『家計研究へのアプローチ』ミネルヴァ書房から刊行いたしました。
 本書は、家計研究の方法について、調査の実施から分析に至るまでを体系的に伝えるために、家計研究・家計調査の経験をもつ研究者・実務者が、これまでの調査・分析の経験をふまえて執筆したテキストです。これから家計研究を学ぼうとする大学生や大学院生、家計研究や家計調査に携わる研究者や実務者など、多くの方々が、本書を通じて家計研究の世界に関心をもち、家計研究に関する知識や手法を学ぶことができれば幸いです。
●本書の購入をご希望の場合●
一般の書店でお求めください(当研究所では直接販売いたしておりません)。

『家計研究へのアプローチ――家計調査の理論と方法――』目次

【第I部 家計調査への招待】

第1章

家計研究の特徴と意義

御船美智子

第2章

日本における家計調査の展開

久木元真吾

第3章

世界の政府機関による家計調査

重川純子

第4章

家計調査とマクロ統計の比較と整合化
 ――国民経済計算ベースの分布統計の推計

浜田浩児

【第II部 家計調査の実施と方法】

第5章

家計調査事例における調査目的と手法

永井暁子

第6章

家計調査の設計と方法

内田哲郎

第7章

家計調査の実施に関する今後の課題

永井暁子・内田哲郎

【第III部 家計調査データの分析方法と分析事例】

第8章

家計調査データの分析事例

坂本和靖

第9章

戦後50年の家計とこれからの家計

御船美智子

第10章

家計における教育関連支出に関する分析

平尾桂子・永井暁子・坂本和靖

第11章

介護保険下における高齢者夫婦世帯の介護形態と介護費用

岩田正美・永井暁子

本書の紹介

『日本家政学会誌』第58巻第6号(日本家政学会,2007年6月)p.61に、色川卓男氏による本書の紹介(「新刊紹介」)が掲載されています。
『生活社会科学研究』第14号(お茶の水女子大学,2007年10月)pp.73-75に、李秀眞氏による本書の書評が掲載されています。
『家族社会学研究』第20巻第1号(日本家族社会学会,2008年4月)p.98に、岡村清子氏による本書の紹介(「文献紹介」)が掲載されています。
『理論と方法』第23巻第1号(数理社会学会,2008年)pp.151-153に、吉田崇氏による本書の書評が掲載されています。

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