『女性たちの平成不況』

『女性たちの平成不況』

『女性たちの平成不況』

  • 樋口美雄・太田清・家計経済研究所編
  • 日本経済新聞社
  • 2004年4月刊行
  • 1890円(税込)
  • ISBN 4-532-35091-3

 長引く不況と社会環境の多様化で、
 女性の労働・結婚・育児・生活観はどう変化したかを、
 10年に及ぶデータに基づき、
 様々な角度から浮き彫りにする。

 (財)家計経済研究所が実施している「消費生活に関するパネル調査」は、1993年の調査開始から既に10年のデータを蓄積しています。このたび、毎年公刊している報告書とは別に、この10年のデータについての研究成果として、『女性たちの平成不況』が日本経済新聞社から公刊されました。
 「消費生活に関するパネル調査」についてのお問い合わせは、(財)家計経済研究所(電話03-3221-7291、FAX: 03-3221-7255、e-mail: info@kakeiken.or.jp)までご連絡ください。
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日本経済新聞出版社のウェブサイトから注文が可能です →日本経済新聞出版社

目次

第1章 パネル調査で概観したこの10年
第2章 均等法世代とバブル崩壊後世代の就業比較
第3章 優雅な「パラサイトシングル」像が変容
第4章 バブル崩壊前後の出産・子育ての世代間差異
第5章 結婚、出産、離婚と所得変化
第6章 デフレ下の経済生活、家計、借入
第7章 所得格差と階層の固定化
第8章 デフレ不況下の「貧困の経験」
第9章 デフレ時代におけるリスク対処法
第10章 女性の幸福感はどう変化しているか
第11章 不安を糧に生きる女性たち

編者

樋口美雄(序章、第2章執筆)
太田清(序章、第1・5・7章執筆)

執筆者[編者を除く]

阿部正浩(第4章執筆)
岩田正美(第8章執筆)
色川卓男(第10章執筆)
大井方子(第4章執筆)
北村行伸(第3章執筆)
小原美紀(第9章執筆)
酒井正(第2章執筆)
坂口尚文(第1・5・7章執筆)
坂本和靖(第3章執筆)
重川純子(第6章執筆)
永井暁子(第11章執筆)
野田正彰(第11章執筆)
濱本知寿香(第8章執筆)
チャールズ=ユウジ・ホリオカ(第9章執筆)
御船美智子(第6章執筆)
村上あかね(第9章執筆)

本書の紹介

・『日本経済新聞』2004年6月6日朝刊に、大竹文雄氏による本書の書評が掲載されました。
・『朝日新聞』2004年6月16日朝刊に、本書の紹介記事「不況下の女性の生き方は――家計研が調査10年 結果を出版」が掲載されました。
『国民生活研究』(国民生活センター発行)第44巻第1号(2004年6月)に、品田知美氏による本書の紹介が掲載されました。
・『ESP』(内閣府/社団法人経済企画協会)第387号(2004年6月)に、川本敏氏による本書の紹介が掲載されました。
『生活協同組合研究』(生協総合研究所発行)第343号(2004年8月)に、川名英子氏による本書の紹介が掲載されました。
『Works』(リクルート ワークス研究所)第65号(2004年8月)の、「著者からのメッセージ」で本書の紹介が掲載されました。
『日本労働研究雑誌』(労働政策研究・研修機構発行)第529号(2004年8月)に、脇坂明氏による本書の書評が掲載されました。
『日本経済研究センター会報』(日本経済研究センター発行)第925号(2004年11月)に、大石亜希子氏による本書の書評が掲載されました。
『生活経営学研究』(日本家政学会生活経営学部会発行)第40号(2005年3月)に、高梨千恵氏による本書の紹介が掲載されました。
『人口学研究』(日本人口学会発行)第36号(2005年5月)に、白紙利恵氏による本書の短評が掲載されました。
『家族社会学研究』(日本家族社会学会発行)第17巻第1号(2005年7月)に、西野理子氏による本書の紹介が掲載されました。

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