『世帯内分配と世代間移転の経済分析』

『世帯内分配と世代間移転の経済分析』

『世帯内分配と世代間移転の経済分析』

  • チャールズ・ユウジ・ホリオカ/財団法人家計経済研究所編
  • ミネルヴァ書房
  • 2008年10月刊行
  • 本体3500円+税
  • ISBN978-4-623-05227-1

―変わる家計―
綿密な調査のもと、新しい経済学の枠組を用いて、
複雑化する家族内の経済関係を明らかにする。

 財団法人家計経済研究所は、調査研究プロジェクト「世帯内分配・世代間移転に関する研究」(2005~2007 年度)の成果として、チャールズ・ユウジ・ホリオカ大阪大学教授との共編著『世帯内分配と世代間移転の経済分析』ミネルヴァ書房から刊行いたしました。
 本書は、「世帯内分配」、「世代間移転」という2つの側面から家計行動を捉えることを試みた成果です。「世帯内分配」については、世帯内における消費・余暇時間の配分が、世帯構成員間の交渉によって規定されているかどうかを、「世代間移転」については、教育投資ならびに遺産・生前贈与を通じた世代間の所得移転がどのような要因によって決定されているかを検証しています。
●本書の購入をご希望の場合●
一般の書店でお求めください(当研究所では直接販売いたしておりません)。

『世帯内分配と世代間移転の経済分析』目次

序章

『世帯内分配・世代間移転に関する研究』調査の目的と方法

坂本和靖

第I部 世帯内分配に関する分析

第1章

世帯内における消費・余暇配分の構造

坂本和靖

第2章

家計内交渉と家計の消費変動

小原美紀

第3章

日本における世帯内リスクシェアリングの分析

澤田康幸

第II部 世代間移転に関する分析

第4章

教育を通じた世代間所得移転

北條雅一

第5章

日本における遺産動機と親子関係―日本人は利己的か、利他的か、王朝的か?

チャールズ・ユウジ・ホリオカ

参考資料 家庭生活に関するアンケート調査

本書の紹介

・『日本経済新聞』2008年11月16日朝刊23面に、本書の紹介が掲載されました。
・『経済セミナー』第646号(日本評論社,2009年)p.123に、麻生良文氏による本書の書評が掲載されました。
『季刊 個人金融』第4巻第1号(財団法人ゆうちょ財団,2009年)pp.118-119に、橘木俊詔氏による本書の書評が掲載されました。
・『理論と方法』第24巻第2号(数理社会学会,2009年)pp. 363-365に、石田淳氏による本書の書評が掲載されました。
『Social Science Japan Journal』第12巻第2号(2009年)pp. 337-339に、北村行伸氏による本書の書評(英文)が掲載されました。
・『季刊社会保障研究』第45巻第4号(国立社会保障・人口問題研究所,2010年)pp.479-481に、川口章氏による本書の書評が掲載されました。

MENU