家計経済研究所

調査の概要

このような調査を実施しました

 親と同居しながら介護している40~69歳までの方に、領収書などを保管してもらうように依頼し、 2016年6月の1ヵ月間、要介護の親のために使ったお金を「家計簿」に記帳するようお願いしました。ご家族の状況や介護者の意識・ストレスなどについてもたずねています。
 この調査は、パソコンで回答してもらうインターネット調査で行いました。



調査の設計

    
費用項目内訳
居宅介護サービスにかかる費用 介護保険自己負担分 居宅介護サービスの中、介護保険対象となる部分の利用者負担額。
全額自己負担分 保険給付対象外の居宅介護サービスの利用料や、介護保険サービス利用料のうち支給限度額を超えた部分の負担額。
居宅介護サービス以外の費用 介護関連用品 居宅介護サービス以外への費用で介護用品への支出。具体的には、流動食、介護食、配食サービス、要介護者用の寝巻、肌着、防水シーツ、失禁マット、床ずれ予防品、介護用ベッド、おむつ・パット類、ポータブルトイレ、清拭・入浴用品、消臭剤等、血圧計、杖、補聴器代などへの支出。
介護用品以外に必要なもの 居宅サービス介護以外の経常的費用で介護用品以外への支出。具体的には、外食費、病院診療・薬剤費、サプリメント等、通院交通費、理髪料、同居以外の家族・親族の介護のための訪問交通費、税、社会保険料(医療保険、介護保険)などへの支出。


対象となった世帯の親の要介護度

                                                               
要介護度 回答数 構成比
要介護16325.9%
要介護26627.2%
要介護35522.6%
要介護43514.4%
要介護5249.9%


調査票

調査画面をこちらからダウンロードできます。
(PDF形式 23ページ)



この調査は、家計経済研究所の調査研究事業「ケアと家族に関する研究」の一環で実施しました。