新しい調査報告のお知らせ

「在宅介護のお金と負担」の2016年調査報告を公表いたしました。

調査の目的


介護への不安

 高齢期の親の介護は、多くの人にとって不安の種です。 介護が必要になったときに、どのくらいのお金がかかるのか、 仕事や生活にどのような影響が出るのか、予想することは簡単ではありません。 切実な問題であるにもかかわらず、参考になる情報は決して多くなかったのが、 これまでの実状でした。


介護の費用はいくらかかる?

 介護が必要な状態になっても、そのまま家で暮らすことを望んでいる方は少なくありません。 では、実際に在宅で介護すると、どのぐらいお金がかかるのでしょうか。 介護保険のサービス利用の自己負担額だけではなく、おむつ代や医療費などの出費も必要になります。 在宅介護にかかる費用が、全体としてどのくらいになるのかについて、多くの人が関心を持っているのではないでしょうか。
 この調査では、いま在宅介護をしている世帯を対象に、介護にかかったお金を詳しくたずねました。 その際、要介護度や地域、家族の状況による違いなどについても調べました。


お金だけではありません

 在宅での介護は、経済面だけではなく、家族のくらしのさまざまな面に影響します。 家族の仕事や家庭生活も影響を受けるでしょうし、 実際に介護する家族の方の心理的な負担も無視できません。 この調査では、お金以外の面にも目を配り、さまざまな角度から在宅介護の実態を知ることをめざしました。

 この調査結果が、現在、介護をなさっている方、将来の介護に不安を感じている方々のご参考になれば幸いです。


 2013年4月 

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