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本書『ひとり暮らしの若者と家計簿—インターネット調査による若年単身家計と家計管理』は、公益財団法人家計経済研究所のプロジェクト「生活経営における家計記録に関する研究」の研究成果としてまとめられた報告書です。
20~30代の大都市圏に居住する未婚単身者を対象に、インターネットによる1ヵ月間の家計簿記帳と意識調査を実施し、家計簿記帳を通じた、若者の家計や生活経営に対する態度の変化、記帳継続の方策などを分析しています。
本書および本プロジェクトについてのお問い合わせは、公益財団法人
家計経済研究所(電話03-3221-7291、FAX:03-3221-7255、e-mail (info@kakeiken.or.jp)までご連絡ください。
電話・FAX・ハガキ・e-mailのいずれかで、送付希望先の住所、氏名、希望する報告書名、冊数を明記の上お申し込みください。
発送と同時に、請求書と郵便振込用紙をお送りいたします。
第I部 目的と方法 |
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第1章 |
生活経営における家計記録に関する研究」プロジェクトの目的と調査方法について |
坂本和靖重川純子 |
第2章 |
「ネットリサーチによる単身者の家計簿調査」の回答者の特性 |
坂本和靖重川純子 |
第II部 「ネットリサーチによる単身者の家計簿調査」の分析 |
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第1章 |
家計簿記帳の教育的効果 ―家計簿記帳が家計管理行動・意識に及ぼす影響 |
重川純子 |
第2章 |
家計管理における計画性と消費支出との関係 ―家計簿記帳経験・月々の予算立て・支出把握行動・月ごとの収支決算行動に着目して |
李秀眞 |
第3章 |
不安定就労シングルの生涯設計と家計簿 ―ジェンダー・格差・金融教育 |
上村協子 |
第4章 |
危険回避度および時間選好率と家計簿記帳行動の関係 |
行武憲史 |
第5章 |
家計簿記帳の継続に対する規定要因と脱落者の特徴の分析 |
坂本和靖 |
第III部 資料 |
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調査画面 |
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単純集計 |
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補足資料 |
インターネット調査による家計調査の実施について―意義と課題 |
田中慶子 |
生活経済学会・第28回研究大会(2012年6月24日、明治大学駿河台キャンパス)で、当研究プロジェクトの成果を報告する分科会(セッション「家計簿研究」)が行われ、重川純子(埼玉大学)・李秀眞(弘前大学)・上村協子(東京家政学院大学)・坂本和靖(慶應義塾大学)・行武憲史(日本住宅総合センター)の各氏が報告しました。